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事前準備1

運命の風船 2022-09-16

この記事では前回の記事(投稿)の最後に書いたように、「運命の風船」の事前準備について日記みたいな感じで書いていきます。まず事前準備に行ったことをざっと大まかに書いていきます。

大まかな仕事について

「運命の風船」の準備としては大きく以下の5個になります。

  1. おみくじ作成
  2. 風船の中に紙を入れる作業
  3. 謎解き問題の創作 
  4. その他の小物(おみくじの箱など)の制作
  5. その他の細かいシステムを考えること

意外とこのようにまとめると少ないように思えるかもしれませんが、この企画は他と違い非常に複雑で⑤が尋常じゃないほど大変でした(笑)。本当に準備に何時間かけたことか、夏休みはこれによってどれぐらい潰れたか、今考えてみるとゾッとします。

ちなみに、基本的に1.から4.は番号順に、5.はずっと行っていましたね。

それでは、次からは日記みたいに、時系列にまとめて、僕らの文化祭事前準備を観察したいと思います。僕らの行った仕事内容に沿って、夏休みを以下の個の期間に分けたいと思います。(以下の番号と上の番号は対応しています)

  1. 7/13~7/26
  2. 8/11~8/18
  3. 8/19~8/25
  4. 8/26~8/31

    ちなみに1.と2.の間にすごい日数が経過しているのは、この企画の責任者がコロナになってしまったこともあり、文化祭準備ができる状態ではなかったからです。(ちなみに責任者は今この記事を書いている僕なのですが、コロナまじでつらかったです。)

日記(7/13~7/26)

この期間は主に「おみくじ作成」を行いました。これが結構大変でした。

手順

  1. おみくじに書く内容を決める
  2. どのような形にするか、どうやって作るかなどを決める
  3. 実際に制作をする

3.については僕らは学校のパソコン教室を7/15,7/16,7/19,7/26の4日間使わせて頂いて、グーグルドライブやグーグルスプレッドシートを利用して制作しました。1.と2.については7/13~7/17辺りにかけて行いました。おみくじの内容については、文化祭直後におみくじの内容を全て公開する記事を投稿する予定なので、お楽しみに!
一応、僕らのおみくじは内容も、形も普通のおみくじではないことだけはお伝えしておきます。最後に以下が完成したおみくじの写真です。

おみくじ

日記(8/11~8/18)

この期間は主に「風船の中に紙を入れる作業」を行いました。これは多くの人手が必要で大変でしたが、準備の中でこれが一番楽しいものでした。

手順

  1. どの風船の色にどの紙を何枚入れるかを決める。
  2. 風船の中に入れる紙を準備する。
  3. 実際に紙を風船を入れる。

この中で一番苦労したのはなんと言っても1.です。あとの2つは割と楽だったのですが。「どの風船の色にどの紙を何枚入れるか」という問題はこの企画の方針と密接に関わっています。前の記事にも書いたように、この企画は「頭脳と運を使って良い運勢を当てろ」というものです。なので頭脳と運の要素をどのような割合にするか。頭脳重視にするか、運重視にするか、半々にするかによって1.が変わってきます。僕らの決断は半々にしようというものでした。どの紙をどの割合で風船に入れたのかは文化祭直後にこの企画全体のシステムについて書く予定なのでそこで詳しく触れたいと思います。
さて1.が終われば後は2.3はやるだけです。小さな紙をたくさん用意して(今回は小さな折り紙を用意しました)、そこに文字を書いて、風船の中に入れるだけ。これだけで理解していただけると思うのでこれ以上の説明は致しません。以下にこの作業をしている写真を載せます。

  1. どの風船の色にどの紙を何枚入れるかを決める。
  2. 風船の中に入れる紙を準備する。
  3. 実際に紙を風船を入れる。

この中で一番苦労したのはなんと言っても1.です。あとの2つは割と楽だったのですが。「どの風船の色にどの紙を何枚入れるか」という問題はこの企画の方針と密接に関わっています。前の記事にも書いたように、この企画は「頭脳と運を使って良い運勢を当てろ」というものです。なので頭脳と運の要素をどのような割合にするか。頭脳重視にするか、運重視にするか、半々にするかによって1.が変わってきます。僕らの決断は半々にしようというものでした。どの紙をどの割合で風船に入れたのかは文化祭直後にこの企画全体のシステムについて書く予定なのでそこで詳しく触れたいと思います。
さて1.が終われば後は2.3はやるだけです。小さな紙をたくさん用意して(今回は小さな折り紙を用意しました)、そこに文字を書いて、風船の中に入れるだけ。これだけで理解していただけると思うのでこれ以上の説明は致しません。以下にこの作業をしている写真を載せます。

風船の中に入れる紙を準備している写真

風船の山の写真

風船に紙を入れた後に部屋ごとに収納した写真

上の写真から順に、 

  • 風船の中に入れる紙を準備している写真
  • 風船の山の写真
  • 風船に紙を入れた後に部屋ごとに収納した写真
    です。

日記(8/19~8/25)

この期間は主に「謎解き問題の創作」を行いました。この企画で一番大事と言っても過言ではない謎解き問題、作るのはやはり一苦労でした。手順に移る前に一点だけ書かせてください。

問題の形式について

今回の企画では謎を解いて、風船を選ぶというものです。なので謎の答えによって選ぶべき風船の種類を指定しなくてはいけませんでした。その方法の候補として上がったのが以下の2つです。

  1. 謎で解いた答えをもとに、クロスワードを完成させて、適当な位置の文字を組み合わせることで選ぶべき風船の色を指定する方法
  2. すべての謎を選択肢にして、選択肢の種類によって、選ぶべき風船の種類を指定する方法

と言われてもよくわからないと思うので下にイメージ図を載せておきます。

1.のイメージ図

2.のイメージ図

1.にすると、問題を選択肢にしないでいいので、良い謎解き問題になる確率が高くなるメリットがある一方、途中までクロスワードを解いていくと、答えが連想されてしまうデメリットがあります。
2.にすると、問題に選択肢がつくので、問題が少し簡単になってしまうデメリットがある一方、最後まで解かないとどの風船を割ったらいいのか分からなくなるというメリットがあります。

僕らが選んだのは2.でした。 理由は僕らは来場者に謎問題を全部解いてもらうことを優先したからです。②のデメリットである「問題が少し簡単になる」ということに関しては制限時間が4分、さらにヒントを貰えば1分減るというこの企画には、それぐらいが丁度いいと判断しました。

手順

  1. 謎を考える
  2. 考えた謎を紙に書き、印刷する
  3. 完成した謎の紙をラミネートする。

1.と2.までは書くことはありません。選択肢の問題を作るだけです。しかし3.に移る前この企画に関わっていない第3者に謎を解かせてみたのですが、「解き方はわからないけど、選択肢を見る限り多分これ」など、やはり選択肢にすると答えから逆算して考えられてしまうので、選択肢には改良を重ねました。

別の「謎解き問題一覧」という記事でこの企画で使った謎解き問題を全て公開するので、皆さんもそちらを見て挑戦してみてください。

次の記事はこの続きの「日記(8/26~8/31)」から始めたいと思います。それでは、次回お楽しみに!最後までお読みいただきありがとうございました。